行政書士 加藤智成事務所のブログ

NPO法人は作った方が良いの?

2015年9月22日

お総菜行政書士の加藤智成です。先日、NPO法人を立ち上げるか?それとも任意のボランティア団体を立ち上げるか?で迷ってみえる方のお話をちょっと伺いました。NPOってどんな所?を解説します。

NPOはNon-Profit Organizationのこと

内閣府では・・・
社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し、収益を分配することを目的としない団体の事を指していて、特定非営利活動促進法に基づき法人格を取得した法人をNPO法人と言います。法律に明記している20種類の活動をしている団体は行政に認証してもらい、法務局で登記すれば法人格を与えられます。

NPO法人になると良いことあるの?

1) 不動産や車両、預金口座がNPO法人名義で保有できます
(活動資金を捻出するために、駐車場を取得して、駐車場経営も可能です)
2) 行政から補助金を受ける際にNPO法人で有ることが要件を課せられる場合もあるので補助金を申請する際に都合が良いケースもあります。
3) 認証を受けているので、組織の存在そのものや活動内容に信用性が高まります
4) 法人なので、団体の代表者にもしもの時があっても法人としては存続できます
5) ある程度スケールメリットがでて運営スタッフ(職員)を雇用することで、ボランティアさんだけに頼らず、専属スタッフさんに事務などを任せることもできます

デメリットとしては・・・

1) 法人化で意思決定に時間を要する。
(理事会や社員総会での合意が必要なケースでは機動性が阻害される可能性もあります)
2) 会計処理が厳正にする必要が有ります。B/SやP/Lなどを用意して、年度ごとに県・市への報告書を提出義務が生じます。
(場合によっては税理士への依頼が必要になります)
3) 事業の内容によっては、課税対象になるケースがあります。
(お店を運営する事で法人税の対象になる可能性もあります)
4) 設立までに最低4ヶ月の審査期間が必要になります。NPO法人を運営中に理事の変更等が生じたら、役所にその都度届け出が必要になります。

意外な勘違いしてませんか?NPOは儲けてもイイんです!!

NPOは儲けてはいけないと思われがちですが・・・活動資金を持続的に調達し続けるには、寄付や助成金だけでは不安定です。手弁当で自己犠牲だけでは、素晴らしい志があっても続かなければ元の木阿弥です。収益を上げることで永続的に活動が続けられれば良いと思います。そのためにNPOで飲食店の経営、駐車場の経営をしているケースがあります。
ただし・・・
儲けは次の活動への軍資金であって、理事や会員の内々で株主配当の様に分配は絶対ダメです!!!! (NPO法人がお取り潰しになります)

 NPO法人の概要

これだけは押さえておくポイントです!

申請先:  立ち上げる住所の県庁or政令指定都市の市役所
必要期間: 4~5ヶ月(この前に事前申請が1ヶ月必要です)
費用:   特に申請費用は不要ですが、NPOの印鑑購入代金、住民票代、役所までの交通費の実費が必要(行政書士に依頼すると報酬は平均額15万~20万円くらいが必要。当事務所は8万円の報酬で承ります)
必要な人員: 理事(役員とも言います)
3人以上(株式会社にあたる取締役の役割の人)
監事1人以上(株式会社にあたる監査役の役割の人)
社員10人以上(株式会社にあたる株主の役割の人で社員総会において議決権がある人を指します)

NPOの立ち上げや年次の報告書を作成の時も当事務所へご連絡下さい→http://www.tomonari-kato.com/contact/index.html

 

 

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